冬季エンジンOH第5弾749R

　今日は寒い一日でした。夕方からは雨だけではなく風まで強くなって、予報どおりの大荒れの天気になりました。
　さて今日からは冬季エンジンOH第5弾の、DUCATI749Rに着手です。DUCATIスーパーバイクシリーズの中でも最もレーシングマシンに近い構成と言えるのがこの749Rです。そもそもワールドスーパーバイク選手権と併催のワールドスーパースポーツ選手権のホモロゲーション用として造られたこのマシンは、改造範囲の狭いこのカテゴリーに合わせて、最初からレースに必要なスペックを織り込んだ非常に高度なチューニングの施された1台です。外観はDUCATIのミドルスポーツ749シリーズの1バリエーションでしかありませんが、外装類やホイールが専用設計なのは勿論、ボアストロークまで他の749とは違うという力の入れようで、エンジンを触る側にも力が入ります。デーククラフトではエンジンOH等の重整備を行う場合は、極力オフィシャルなサービスマニュアルを入手するようにしています。今回もアメリカのサービスマニュアルを専門に取り扱うウェブサイトにオーダーしたのですが、749S用は125＄なのに、749R用は246＄!!!!　なにもそこまで専用にしなくてもいいのに...q(T▽Tq)