いよいよ来週は九州ロードレース第3戦

 今日もまたまた雨となりました。来週あたり梅雨明けという話もありますが、えぇー本当?という感じですね。まったく今年の梅雨はよく降ります。
 そんななか今週もタッ君+NSF250RはHSR九州で雨の練習でした。このところ毎週末のように雨で、もう十分すぎるほど練習はしてるのですが、本番を来週に控えもう少しやれることがあるかもしれないということで、またまた今日も行ってきました。最近のレインタイヤは優秀なので、フルバンク近いところでブレーキを握ったり、大きくアクセルを開けたりしなければコントロールできないほど滑ることはありません。ただレースともなると少しでも速く走るために、もう少し深いところまでブレーキを握りたくなるし、ライバルを前にすればいつもより少しだけ早くアクセルを開けたくなるというものです。ウェット走行では、制動力にしても駆動力にしてもいかにタイヤのグリップぎりぎりのところを使えるかがタイムアップの鍵になりますが、それでは完璧なグリップ走行のなかで走るのかといえばそうでもありません。コントロール下であればある程度のスライドはマシンの向きを変えるために必要ですし、それをマスターするために長い時間をかけてモタードやモトクロスのトレーニングをやってきました。FI化された最新のマシンでは燃料噴射量や点火時期、エンジンブレーキの制御などハード面でも多少それをアシストするとこができます。今日はそれらを総合的に使って上手くコントロールできるように細部の調整を行いました。なによりもタッ君がその走り方を自分で見つけ出したのが大きな収穫でした。

 走行が終わった後は、外装をはずしてエアブローしながら問題がないかチェックします。外装は洗剤を使って汚れを洗い流します。こうした地道な作業も、コンディションよく走り続けるためには大切なプロセスです。