2011九州ロードレース選手権第5戦

 10月から頑張ります!というのは嘘でした。ごめんなさいm(__)m 気づいたら今月初めての更新、もう10月も半分以上終わってますね。後半は頑張ります。
 まずは先週末オートポリスで開催された九州ロードレース選手権第5戦(最終戦)の報告です。前日土曜日は天気が崩れて練習出来なかったのですが、日曜は朝から好天に恵まれ多くのカテゴリーで熱戦が繰り広げられました。

 まずはシリーズランキング2位で最終戦を迎えたtomo47さんが出場したJSBクラスです。8月の練習中の転倒で首を痛めて以来、右手がしびれるという症状に悩まされてきたtomo47さんですが、最終戦も完治には至らず苦しい中でのレースとなりました。

 それでも予選はなんとか3番手フロントローにつけます。決勝はオープニングラップ2位につけるもののなかなかペースが上がらず、後半はコース上にオイルが出たこともあってかなり抑えたペースでのレースとなりました。結局最後まで2位でチェッカー、残念がら昨年に続いてシリースランキング2位で今シーズンを終えました。

 来年は怪我をきっちり直して、また以前の走りを取り戻せるよう頑張って行きましょう。悔しかった全日本オートポリスラウンドで、納得行く結果が残せるように。
 さて続いてはTommyのST600クラスです。今年は予選中の転倒でレースを諦めたり、決勝中に接触転倒があったりと、思うように結果が残せないレースが続き本人も相当ストレスが溜まるシーズンだったと思います。ただその間も自分に与えられた環境の中で、しっかり準備して練習を怠らなかったので、最後何とか結果がついてくればいいなぁと思って臨んだ最終戦でした。オサムちゃんと練習したときにもらった『これだけ乗れるんだからもっとタイム出るよ。自信持って走りな!』という言葉も励みになったと思います。

 予選はいつものごとく中古タイヤの練習で出したタイムを更新できず、11番手につけます。また決勝中焦ってペースを乱さなければいいけどなぁと心配しましたが、今回のTommyはちょっと違いました。スタートを無難にグリットポジションぐらいでまとめ、集団の中周回を重ねます。まわりも似たようなタイムの選手ばかりでなかなか抜け出せなかったのですが、1台ずつ確実にポジションアップ。集団を抜けだすと初の1分59秒台を記録して、更に前を行く選手を追いかけ始めました。そして迎えた最終ラップ、3位にポジションを上げ表彰台をゲットしたばかりでなく、最終コーナーでは2番手の選手を捕らえ、自己ベストポジションの2位まで挽回したのでした。

 最終コーナーで見ていたお客様から、『感動した。鳥肌立ったもん』という言葉までもらったTommy、ほんとうによく頑張りました。残念ながらTommyの選手権レースは今回が最後になります。もとよりプロを目指していたわけではなく、バイク好きの自分の可能性を試してみたかったTommy。目標としていた全日本スポット参戦はかないませんでしたが、目標に向かって努力したこの3年間は、きっとこの先どこかかで生きてくるはず。落ち着いたらまたサンデーレースで一緒に遊ぼうな。