2011HSR九州ドリームカップ春大会

 朝は冷え込みましたが、天気に恵まれ気温上昇中!春らしい天気になってきました。
 遅くなってしまいましたが、先週末HSR九州サーキットコースで開催されたドリームカップ春大会の報告です。今回のレースは空冷鉄馬クラスにKenZさん+Z1-R、水冷鉄馬クラスにKぼた君+FZ750、スポーツオープンクラスにOgatiさん+Daytona675とおしりさん+GSX-R1000の4名+4台がエントリーしました。昨年空冷鉄馬クラスで3勝を挙げたチカちゃん+XJR1200は、今回チカちゃんの都合が悪くエントリーを見送りました。

 前日まではポカポカ陽気で、『レースもこんな天気ならいいねぇ』と話していたんですが、当日は朝から雨。公式練習も予選も雨となりました。

  今回はGPZではなく18インチ仕様のZ1-Rで参戦のKenZさんは、18インチのレインタイヤがないということでドライタイヤのままで予選を走行、危険ということで決勝はキャンセルしました。次回雨の場合は車両変更して、17インチ仕様のGPZで走りましょう。

 昨年数年ぶりにレース復帰したKぼた君+FZ750は、まだまだ以前の感覚が取り戻せないでいます。非力なマシンで膝も出さず深々とバンクさせていた昔の走りがなかなか再現できないのですが、今回は雨の中少しだけ『こうだったかもしれない』という感覚を掴んだようです。次回夏大会は正真正銘の復活期待しています。

 いつものスポーツツインではなくスポーツオープンにDaytona675で出場のOgatiさんは、初めて履くBSレインになかなか慣れず、最近の切れのいい走りは見せられませんでしたが、久しぶりに復活した675でレースを楽しんでいました。小型軽量ながら国産4気筒に比べればトルクフルな675ですから、次回はドライレースで本領を発揮してもらいたいと思います。

 もう一人スポーツオープンにエントリーしたおしりさんは、ミニ以外でHSRを走ったのは前日練習が初めて。それでも最初から好タイムを連発、雨の予選も2番手につけて決勝での活躍が期待されましたが、決勝はスタートで失敗。後続にのみ込まれるものの、徐々に挽回してレース終盤には2番手まであがり、総合でこそ2位となりましたが見事クラス優勝を遂げました。

 いつも忙しくてぶっつけ本番のレースばかりですが、おしりさんにはそれがいいのかもしれません。あんまり練習してタイムが上がらなかったら、考え込んでしまいますからね。