レーシングスーツのメンテナンスはいかがですか?

 雨は上がったものの今日は晴れたり曇ったりのはっきりしない天気。すごく寒くはないものの、暖かいと感じるほどでもありません。今週後半もこんなはっきりしない天気が続くようです。
 九州といえどもこの時期はモータースポーツのオフシーズンとなりますが、今のうちにマシンをメンテナンスしておこうという方と同じように、レーシングスーツをメンテナンスにお出しになる方も多くいらっしゃいます。デーククラフトで取り扱っているヒョウドウプロダクツのレーシングスーツは、安いモデルでも10数万円する比較的高額なレーシングスーツですが、その分大変丁寧な作りで、しっかりとメンテナンスをすれば長きにわたってみなさんの体を守ってくれます。今回は先日メンテナンスから戻って来たお客様のレーシングスーツをご紹介しましょう。

 メンテナンス前の写真を撮っておけばより分かりやすかったのですが、すかっリ忘れていましたので出来上がりの写真だけですが、モデルは『HRS005 NESTOR』最もベーシックなレーシングスーツです。このお客様はミニバイクレースにお使いで、メンテナンスは今回が2度目ですが、幾度かの転倒で革の破れと、路面との摩擦による色落ちがありました。

 写真の左袖先端は革自体に穴が開いていましたが、当て革ではなく破れたパーツ全部を交換修理しました。

 右腕の脇から袖口まで伸びるケブラーニットも、裂けてていたため新品に交換しています。

 ヒップは路面との摩擦で色が剥げ、革そのもののいろが表に出ていましたが、全体のタッチアップ作業で新品のように美しくなっています。

 削れて剥がれかかったHyodワッペンは無償で新品に交換可能です。以上のような修復作業で、かなりボロボロだったレーシングスーツは、新品のように美しくなって帰ってきました。この修理内容でかかった費用は約3万円!メンテナンスさえすれば傷ついたレーシングスーツもまだまだ長く使えます。本格的シーズンインの前にあなたもメンテナンスに出してみてはいかがですか?