RGB500

 天気予報通り夕方から雨が降り出しました。火山灰が降り続く宮崎県地方では土石流も心配されているようで、まとまった雨にならなければいいのですが...。
 先日この日記のなかで触れた『タミヤショップオンラインメールマガジン』、今日また新しい号が届きました。今回目に付いたのはこれです。

 1980年型スズキのGPマシンRGB500です。チームガリーナカラーの21番は、『マルコ・ルッキネリ』のマシンです。翌81年に世界チャンピオンに輝いたルッキネリは、陽気なイタリアン。後にワールドスーパーバイクDUCATIのワークスライダーにも起用されますが、多くの武勇伝を残した人のようで、オーストラリアGPの開催されるフィリップアイランド入口の橋の欄干を飲酒運転で飛び越えそうになり、ギリギリ宙ぶらりんの状態で止まったというのは有名な話です。
 80年代に初めてグランプリに興味を持ち始めた私としては、マシンに貼られたスポンサーステッカーもたまりません。ヘルメットの『NAVA』、オイルの『OLIOFIAT』、プラグの『CHAMPION』、ホイールの『CAMPAGNOLO』、ブレーキの『FERODO』、チェーンの『REGINA』。最近ではあまり見なくなったブランドもありますが、なんだかあの頃にタイムスリップしたようで、毎月レース結果の載った2輪誌の発売日に書店に走った時代が懐かしく思い出されます。