九州ロード・サウスチャレンジカップ第4戦

 九州ロード第4戦も無事に終了し、デーククラフトは現在夏季休業中です。29日から通常営業となります。お急ぎの方にはご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。営業再開初日の29日は、ヒョウドウプロダクツのフィッティングキャラバンです。こちらもどうぞよろしくお願いします。
 さてそれでは冒頭で書きました九州ロード・サウスチャレンジカップ第4戦の結果報告です。ここ最近の猛暑&午後の天気急変が心配された今回の大会ですが、高地ということで気温も30度を超えることはなく、天気も大きく崩れずにまずまずのコンディションの中開催されました。


 それではST600から。九州ST600は、前回の第3戦HSR大会でトップに立ちながら転倒してノーポイントに終わってしまった太輔が、ポールポジションを獲得。Tommyも自己ベストに近いタイムで7番手につけます。決勝はレース序盤から太輔がレースをリード、最終的に2位に2秒差をつけて今シーズン3勝目を挙げました。Tommyは、レース序盤はなかなかタイムが上がらず7番手あたりを走行していましたが、後半に入るとやっとリズムを掴んだか、徐々にペースアップ前車をパス、自己最高位となる5位でフィニッシュしました。レース終盤には自己ベストを1秒近く更新、この次は序盤からこのペースで走れるように頑張ろうね。
 太輔のもう一つのレース、サウスチャレンジST600は予選でペースが上がらず5番手スタート。決勝でもスタートこそ無難に決めたものの、トップのペースにはついていけず、不本意な5位フィニッシュとなりました。

 そして今回我々のピットを最も沸かせたのが、JSBクラスtomo47さんの走りでした。予選では自己ベストには届かなかったものの、ポールポジションを獲得。2位とのタイム差もあったことから我々スタッフも安心していたのですが、決勝では見事にスタート失敗して、1コーナーはほぼ最下位。また『デーククラフトレーシング伝統のバックギヤか?』と頭を抱えたのですが、実はスタートの瞬間水温が急上昇!キャッチタンクから水を吹くというトラブルがあったためでした。その後も水温が落ち着くまではエンジンの調子が良くなかったようですが、ここからtomo47さん怒涛の追い上げが始まります。前走車を次々とパス、そのたびにピットでは大歓声が上がっていました。そしてレース中盤にはついにトップに浮上!そのまま後続を引き離し見事R1で初優勝を飾りました。目標としていたタイムには届かなかったものの、また一つ前進。次回第5戦までに更にワンステップ上げて今年の目標をクリアしましょうね。

 オートポリスでの開催となった今回は、また3台体制でのエントリーとなりました。多くの皆さんに応援に駆け付けていただき、いろいろと手伝っていただきました。おかげさまで望外の好成績を納めることができ、ライダー、スタッフ一同最終戦に向けてさらに盛り上がっています。最終戦は10月31日オートポリスでの開催、太輔とtomo47さんがシリーズチャンピオンを掛けて参戦します。どうぞ皆さん次回もよろしくお願いいたします。