V.Rossi DUCATI移籍

 今日もまたまた暑い1日になりました。朝8時の時点で外気温はすでに30度を超え、昼を迎えた現在は35度を超えています。
 8月16日未明、モータースポーツ関係サイトが一斉にV.ロッシのDUCATI移籍を報じました。以前から既成事実のように報じられていたニュースでしたので、とうとうその日が来たかというのが正直な感想でした。ヤマハファンである私にとっては、やはりキャリアの最後までヤマハに乗ってもらいたいというのが一番の希望でしたが、今回の移籍を心底残念に思っているかというとそういうわけでもありません。レースというのは競争が合って初めて成り立つもの、競争もなく誰かが独走するレースでは興味も半減してしまいます。V.ロッシがホンダからヤマハに移籍してきた当時、ヤマハmotoGPクラスの勝利から遠ざかり、YZR-M1はトップクラスの戦闘力を持つマシンとは決して言えない存在でした。それがこの7年のうちに最も戦闘力のある1台に挙げられるようになり、今シーズンも怪我で欠場したV.ロッシに代わってチームメイトのJ.ロレンツォが、最もシリーズチャンピオンに近い位置につけています。V.ロッシがDUCATIに移籍する来年以降、デスモセディッチが戦闘力を上げてくるのは間違いないように思います。ロレンツォやペドロサ、ストーナー、ドピツィオーゾ、スピーズなど若い力も台頭しつつあり、来年以降motoGPはますますの混戦をもって盛り上がって行くのではないでしょうか。どんなスポーツでもその発展のために、技術的シャッフルは必要不可欠のように思います。

 2004年の開幕戦ウェルコムでの勝利を僕は一生忘れないと思います。