久しぶりに欲しいなぁ...。

 今日は1日中けっこう激しい雨。まだ川や下水が溢れるほどではないものの、山間部では土砂崩れなどの災害が心配です。九州は口蹄疫問題も収束していないし、これ以上いろんな災害が起こらなければいいんですけどね。
 先日TDM850について少し触れましたが、そのなかに出てきた『XT1200Zスーパーテネレ』、実は久しぶりに欲しいなぁと思う新型車両なんです。

 私のWSB時代、イタリアに住んでいたのですが、街でよく600〜1000cc位のビッグオフロードマシンに乗る人を見かけました。荷物を積んだツーリングライダーからスーツにネクタイのビジネスマンまで、実にさまざまなスタイルのビッグオフローダーを見かけたものです。どうしてそんなにビッグオフが人気があったのか定かではありませんが、これはイタリアだけでなくフランスやスペインでもそうでしたので、ヨーロッパでは確立された1カテゴリーなんでしょうね。その証拠にBMWのGSシリーズの他、KTMのアドベンチャーシリーズやDUCATIのムルティストラーダなど、多少アプローチに差はあるものの、どのメーカーからも似たようなカテゴリーのマシンがリリースされています。そこにヤマハが満を持して投入したのがこの『XT1200Zスーパーテネレ』です。以前ヤマハには『55mph』というPR誌があったのですが、その何号かの中でヨーロッパをツーリングする『XTZ750スーパーテネレ』の姿がありました。ライダーは当時ヤマハパリダカライダーだった『フランコ・ピコ』。美しいヨーロッパの自然と共に、何処までも走り続けられそうなタフなマシンとライダーの姿が脳裏に焼きついています。

 私にはそんな体力も時間もありませんが、この新型スーパーテネレを買ったら、静岡出張くらいはバイクで行くんですけどねぇ。