Daytona675

 今日も1日雨となりました。週間天気予報を見てもずっと傘のマーク、しばらくはこんな天気が続きそうです。
 立て込んでいた急ぎの作業もひと段落したので、ちと面倒な作業に取り掛かることにします。先日HSR九州のスポーツ走行中にエンジントラブルが発生したトライアンフデイトナ675です。お客様が個人売買で手に入れられた車両で、はっきりとした履歴がわかっていないため、とりあえずはエンジンを降ろしてバラしてみることにしました。

 デイトナ675といえばトライアンフお得意の3気筒エンジン。以前にも何度かこの日記で触れましたが、トライアンフの3気筒エンジンは僕が好きなエンジンベスト3に入るお気に入りです。675には乗ったことがないのですが、955の3気筒は独特のトルク感とパルス感で、私の感覚にピッタリとはまる不思議な魅力があります。イタ車ほど官能的ではなく、日本車ほど優等生でもない。なんとも頃合がいいとでも言いましょうか...。ですからメカニズム的にも大変興味がありました。WSS(ワールドスーパースポーツ選手権)で日本車に混じって熱戦を繰り広げる英国車の内部を、ちょっとのぞいてみようと思います。

 エンジンをメンテする際にはエンジンメンテスタンドにセットするのですが、スタンドにセットするためのステー(機種ごとに製作するのですが)は、ヤマハYZF-R6用がそのまま使えました。同じカテゴリーのライバルは、寸法的にやはり似たようなところにあるようですね。