FZ750復活日記-ツーリング準備完了!

昨日までの好天は何処へやら。今日は時折小雨の舞う生憎の天気となりました。
 今週末はいよいよ島原ツーリングですが、店主の愛車FZ750もそれに合わせてプチカスタムを行いました。以前FZ750レーサーの持ち主『Kボタ』君からフルパワー仕様のSTDマフラーをもらっていたのですが、錆がひどかったので磨いてから付けようということで、そのまま手つかずになっていました。今回ツーリング合わせて付けてみようかと引っ張り出してみたのですが、外観上国内仕様との差は2点。先ずエキパイのエンド(エンジンとは反対側)が国内仕様は細く絞ってあるのに対して、フルパワーは同じ径のまま。それからサイレンサーの出口の径が、国内仕様よりフルパワーの方が大径となっています。トップエンドの伸びが良くなるのではないかと予想されますが、それよりもちょっとショートに感じていた低速域のパワーが高回転域にシフトすることで、実用域で乗り易くなればいいなぁとひそかに期待しています。それからセンタースタンドを外してレーシングスタンドでメンテできるようにしたかったのですが、レーシングスタンド用のフックが横に飛び出すとサイレンサーと干渉しそうだったため、耐久用フックの取り付けボスをスイングアームに溶接。Gクラフトのミニバイク用フックを取り付けるようにしました。

 ついでにSTDのステップバーは汎用の固定タイプに変更。これにステップスタンドをひっかければスイングアームがフリーになるので、センタースタンドがなくてもリヤ周りのメンテができます。固定式ステップで振動等が気になるところですが、FZの場合はステップブラケット自体がラバーマウントのため、それほど問題にはならないと思います。個人的にハンドルも含めてFZのSTDポジションは気に入っているので変えたくないのですが、これだとステップバーの位置はSTD比約10mmUP・10mmBackなのでほとんど違和感ありません。

 マフラーを磨いていてひとつ気が付いたのですが、FZのSTDエキパイに『Stainless Steel』の刻印が!鉄の黒塗装とばかり思っていたのですが、わざわざステンレスを黒く塗装したものでした。それならばということでディスクグラインダーを使って塗装を落としてしまいましたが、下からは見事なステンレスの鏡面が現れました。集合部から後ろは黒なのでアンバランスかなぁとも思いましたが、焼け色を楽しむのもいいかもしれないということで、そのまま付けることにしました。昔乗っていたSRX600もステンレスの無塗装シングル管で、汚れをまめに落としながら焼け色を楽しんだ記憶があります。

 最後に手持ちの振り分け式サイドバッグを装着してツーリング仕様の出来上がりです。ただ現在のところ日曜の天気は『曇りのち雨・降水確率50%』となっています。最終的な判断は土曜日の夕方まで待つつもりですが、果たしてどうなります事やら。これに合わせて車検を取った方や、休みの都合を付けた方もいらっしゃいます。なんとか晴れてくれないかなぁ。