こちらも初優勝

 朝は冷え込んだものの、日中は天気にも恵まれ春らしい1日となりました。
 昨日HSR九州では九州ロード・サウスチャレンジカップ選手権第1戦が開催されました。デーククラフトレーシングからはST600クラスに太輔とTommyが参戦、初めてデーククラフトカラーのマシンが2台スターティンググリッドに並びました。同じ色のマシンが並ぶとなんだかカッコいいですねぇ。

 昨日は気温こそ低かったものの、日が射している間は路面温度も40度近くまで上がり、まずまずのコンディション。九州ST600の予選では太輔が自己ベストを更新して3位につけたものの、これがR6での初レースとなったTommyは前日の練習でマークした自己ベストを更新できず、12位からのスタートとなりました。決勝はオープニングラップ1コーナーで2位につけた太輔が、2周目にはトップの真後ろまで接近。そして迎えた高速左コーナー。Tommyを目で追ってトップ2台に視線を移した瞬間、先頭のマシンのうち1台が大きく宙を舞いました。『あっ太輔が転んだ!』一瞬息をのみましたが、バックストレートをトップで通過する太輔の姿を見て本当にホッとしました。その後はトップを一度も譲ることなくそのまま1位でチェッカーを受け、見事初優勝を遂げました。Tommyは8位争いの集団後方につけましたがなかなかペースが上がりません。ようやくレース後半になってリズムを掴んだのか、1台1台パスしてポイント圏内の8位後方まで上がったのですが、一歩及ばず9位フィニッシュとなりました。今年CBRからR6に乗り換え、なかなか思うように走らせられないようですが、少しずつ自分のものにして前日練習ではCBRでのベストタイムを上回ることもできました。今後練習を重ねて、太輔と2人揃って表彰台に上がる日を楽しみにしています。おめでとう太輔!がんばれTommy!

 太輔はサウスST600にもエントリーしていましたので、最終レースにも出走しましたが、こちらは太輔以外すべて国際ライセンス、百戦錬磨のベテランばかりです。予選は九州600の予選タイムを上回れず後ろから2番目のタイムとなりましたが、決勝ではオープニングラップで数台を抜いてポジションアップ。その後も着実に前のマシンをパスして、最終ラップには5位のマシンに並びかけたものの、一歩及ばず6位に終わりました。ただレース中のペースは2位争いと遜色ありませんでしたので、予選順位を上げてスタートでいい位置につければ、表彰台も見えてくるというもの。次戦以降自信を持って頑張ってほしいと思います。

 今回も多くの皆さんに応援に駆け付けていただきました。写真のピットクルーに皆さんのほかにも、ツーリング途中で応援に立ち寄っていただいた方など、沢山の皆さんから激励をいただきました。次戦は4月18日オートポリスでの開催となります。tomo47さんもR1で出場します。どうぞみなさん応援にいらしてください。

 HSR周辺の桜は満開の花を咲かせ、それはそれはきれいな姿を見せていました。