NSFトロフィージュニアチャンピオンシップ

 3連休最終日は好天に恵まれました。みなさんいろんな所へお出かけになったのではないでしょうか。
 以前この日記でも書きましたが、今日ツインリンクもてぎではNSFトロフィージュニアチャンピオンシップが開催されました。全国各地で開催されるNSFトロフィーの上位入賞者が集まってNo1を決めるこの大会に、HSR九州代表としてデーククラフトレーシングのタッ君も参戦しました。私は仕事で行けなかったのですが、p-y#41さんが現地まで応援に駆け付けて速報を流してくれたので、皆さんにもご紹介します。

 ジュニアクラスのスプリントに大人クラスのスプリント、午後からは4時間耐久も開催ということで、予選と決勝のみのこの大会。前日練習もないことから、九州から出場のタッ君は正真正銘のぶっつけ本番です。残念ながら前日の雨でウェットコンディションとなった予選は10位とまずまずのポジションをキープ。決勝はドライコンディションが期待されましたが、思いのほか気温が低いためかウェットパッチが残る難しいコンディションの中スタート。途中転倒による赤旗中断で2ヒート制になったようですが、タッ君はトップグループの後方8位あたりでゴールとなったようです。(2ヒート制のため合算のリザルトはまた後日)コーナーでは前者をパスするものの、身長160センチ以上と出場者の中では大柄なタッ君は、上りセクションで他車にパスされてしまうようです。最後まで全力で追いかけたようですが、表彰台には残念ながら届きませんでした。

 レースの合間にはこんな写真も届きました。モテギ内に併設されたホンダコレクションホールの展示車両、ご存知スペンサーのCB-Fですね。p-y#41さん、息子のタッちゅんと2人九州から自走で応援に行かれたのですが、途中サービスエリアでの食べ歩きやコレクションホール見学と、なかなか今回の旅を満喫されたようです。
 午後から開催の4時間耐久には、九州のNSFちびっ子ライダー4人が組んで出場しました。4人編成ということでピットインの回数が他チームよりも1回多かったのですが、こちらは見事2位を獲得、表彰台に上がることができたようです。以前は九州といえば、関東や関西、近畿エリアよりもレベルが低く、全国レベルには及ばないと思われがちでしたが、オートポリスHSR九州、スパ直入という3つのサーキットと、多くのショートサーキットが混在するという全国でも珍しい好条件もあり、若い世代を中心にどんどん力をつけてきました。今回の結果でもわかるとおり、マシンがイコールコンディションのレースでは、十分にトップを狙える実力があります。来年以降全国大会を目指す次の世代にとっても大きな自信になることでしょう。そして将来こんな子供たちの中から、全日本チャンピオンや世界チャンピオンが生まれたらこんなにうれしいことはないです。
写真提供p-y#41さん