がんばれ父ちゃん

 今日はすっきりとは晴れませんでしたね。寒くはなかったですが、だんだん季節は冬へと向かっているようです。
 明日はいよいよHSR九州NSFトロフィー最終戦となるスーパードリームサンデーレースが開催されます。ランキング上位3人にはモテギで開催されるグランドチャンピオン大会への出場権が与えられるということで、これまで多くのちびっ子たちがしのぎ削ってきました。マシンは全く改造が許されないということでイコールコンディション。体の小さい年少者は軽いのでストレートスピードに勝るもののテクニックが足りない。テクニックが身に付いた年長者は体が大きくて重いのでスピード面で不利と、見るほうにとってはなかなか見ごたえのあるレースが毎戦繰り広げられてきました。

 子どもたちは真剣そのもの、走行可能な週末は土日コースに通って練習を積んできましたが、子供たち以上に大変なのがお父さんたちです。子供ですから当然運転免許はありません。練習のためにはマシンの他にツールや装具、パーツ類などを車に乗せてコースまで連れてこなくてはいけません。コースに来たら来たで、タイヤ交換やセッティング、タイム計測と体も気も休める暇がありません。

 そのうえ他のスポーツは一旦道具を買いそろえれば、その後はそれほどお金がかからないのですが、オートバイレースの場合は、走行料にガソリン代、タイヤ代と、練習すればするだけお金が飛んで行ってしまいます。もはやここまで来ると、子供たち頑張れ!よりも父ちゃん頑張れ!と言いたくなります。デーククラフトレーシングのタッ君も今年1年、練習に練習を重ねて見違えるほど速くなりました。目下ランキング2位ですので、なんとかモテギに行けるよう頑張ってほしいと思います。頑張ってくれた父ちゃんや母ちゃんのためにも。