2009HSR九州4時間耐久レース秋大会

 今日もいい天気で、日中は汗ばむほどでしたが、朝晩はめっきり冷え込むようになりましたね。
 昨日のHSR九州も今日に負けず劣らずいい天気で、絶好のコンディションの中4時間耐久レースが開催されました。

 まず朝から30分間の予選が行われましたが、ここではタイムを出すよりも、日頃このマシンに乗っていないN中さんにマシンに慣れてもらうことを優先、周回数を多く取ってもらいました。結果は26チーム中8位でまずまずの結果といえます。上位のマシンは600や1000のスーパースポーツマシンですから上出来といってもいいと思います。XJRは1200ccもの排気量がありますので燃費もそれほど良くありませんが、タンク容量が21Lもあるので1時間交代で走ることができます。対して最新SSマシンはデザイン上の理由から燃料タンク容量が17〜18Lと小さく、サーキットを全開走行する場合はギリギリ1時間連続走行できないのではないかと予想しました。ですからトップチームが4回ピットで行くところを我々は3回ピットとし、ラップタイムの差をカバーしようという作戦です。それではル・マン式スタートの瞬間をどうぞ。

 スタートライダーはマシンに慣れたチカちゃんが担当、8位スタートから6位までポジションをあげて、ペアライダーのN中さんに繋ぎます。慣れないマシンに少しずつペースアップするN中さんですが、ペースも上がってきた交代後の13周目、裏のヘアピンで痛恨の転倒を喫ししまいました。幸いスリップダウンのため、ライダーにもマシンにもそれほどダメージはなく、ピットインして修復後レースを続行することができました。ハンドルとステップが曲がったままのマシンでしたが、2人のライダーーの懸命な走りで、20位前後まで落ちたポジションを少しずつ挽回、レース中のベストラップもスタートから2時間半ほどたった時点で(もちろんハンドルもステップも曲がった状態で)記録しました。最終的には総合8位、クラス4位まで挽回したところでゴールとなりました。

 タイヤはご覧のとおり溝が一部無くなるまで摩耗しており、ライダーのコメントでは、『ちょっと寝かして、じわっと開けてもスライドしてました。』とのことでした。4時間本当にお疲れ様でした。それからピットクルーとして手伝ってくれた皆さん、遠方から遥々応援に駆けつけてくれた皆さん、本当にありがとうございました。表彰台には乗れませんでしたが、いい経験ができました。来年はマシンの足らない部分を見直して、ぜひとも表彰台に上がれるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。