FZ復活日記その4-車検通っちゃいました!

 3連休最終日も好天に恵まれました。多くの皆さんがバイクで出かけられたことと思います。
 昨日はデーククラフトも久しぶりのツーリングに出かけました。7時に熊本を出発、途中宮崎の皆さんと合流して延岡でチキン南蛮を堪能し、西都から西米良、人吉へ続く広域農道を走りまわってきました。私は何で参加したかというと、そうFZ750です。はいツーリング直前に何とか車検を通し、途中で止まらないかビクビクしながらもツーリングに引っ張り出しました。それでは現在のFZ750をどうぞ。

 とりあえず走るために必要最低限の整備を行い、あとは走りながら気に入らないところを手直ししていくつもりです。前回の復活日記でキャリパーのOHをやったところまで書いていたと思いますが、結局ブレーキ廻りはキャリパーこそOHで使えそうでしたが、フロントブレーキマスターはピストンシールがダメなうえに塗装も剝げてしまっており、外観まで手直ししないといけないということで再使用をあきらめ、YZF-R6&R1に純正採用されているブレンボセミラジアルに、アクティブの可倒式レバーを組み合わせて使うことにしました。

 できればラジアルマスターにしたかったのですが、STDのままのハンドル切れ角ではアッパーカウルやメーターに干渉するため使えません。それにこのヤマハ純正、価格も安いうえにブレーキスイッチも装備するため、公道で使用するには不具合がなく大変優れモノということもあります。これに組み合わせるパッドは初期制動から効力が立ち上がるタイプではなく、フラットな制動力でコストパフォーマンスに優れるデイトナゴールデンパッドを選んでいます。柔らかくストローク感のあるFZの足廻りには、極端に初期制動力の立ち上がるタイプのパッドは不向きと考えたためです。それから走行フィーリングを大きく左右するタイヤは、メッツラーレーザーテックを選びました。フロント16&リヤ18インチでリム幅も細いFZに使えるタイヤは限られるのですが、その中でも安定性の高いこのタイヤは旧車には特にお勧めです。もっとクイックなハンドリングが好みの場合はピレリスポーツデーモンもお勧めですが、私は安定性を優先させることにしました。

 ツーリングは素晴らしい秋晴れの下、あちこちに伸びる広域農道を存分に堪能、宮崎・熊本含めて10台以上の様々なバイクが元気に走り回りました。途中トラブルで止まりはしないか心配したFZでしたが、最後まで大きなトラブルなく走り切りました。ただ人吉から店まで帰る山道で道に迷い、真っ暗な林道の中で燃料がリザーブになった時には本当に焦りました。最後まで走り切ってくれてありがとうFZ!