09R1デビュー

inotatsu2008-09-09

 朝晩はすっかり涼しくなりましたが、まだまだ日中の暑さは夏と言ってもいいくらいです。
 Web上でいろいろと噂に上っていた09YZF-R1。最近ではスーパースポーツマシンの常識となった2年ごとのフルモデルチェンジの年にあたるため、登場前から予想イラストがあちこちのサイトに公開されるなど皆さんの興味の高さが伺えましたが、本日遂にヨーロッパとUSのヤマハオフィシャルサイトでその姿が公開されました。噂に上っていたトラクションコントロールは、マップ切り替えスイッチという形で盛り込まれる一方、R6と同じショートマフラーは採用になりませんでした。そのほかフレームも完全新設計ですし、エアダクトの処理もヘッドライトと一体化した新しいデザインとなりました。しかしなんと言っても今回の目玉はファイヤリングパターンを変えたクランクシャフトの採用といえます。moto-GPの世界では随分前から採用されているこの新技術が、遂に市販パラレル4にも採用されたのですから、その乗り味の違いが今から楽しみでなりません。ただ心配なのはパラ4エンジンの突き抜けるようなエキゾーストノートが、moto-GPマシンのような低く独特なものにかわってしまうのではないかということ。80年代のバイクブームに育った我々としては、やはりパラ4は甲高い突き抜けるようなサウンドなんですよねぇ...。