最初から最後までクライマックスでした。

inotatsu2008-05-11

 心配された天気も、ふたを開けてみたら雨の心配がまったく要らない好天でした。ただ風の強い1日でしたね。
 開幕戦でロードレースデビューをポールtoウィンという最高の結果で飾ったチビタツの第2戦が、HSR九州で開催されました。今回から少しでも早くロードレース経験を積ませるために、九州ロードST600に加えて、サウスチャレンジST600にもエントリー。今日はフリー走行2回、予選2回、決勝2回の大忙しの1日となりました。前回レース前日練習でマシンを大破させたため、今回から新しい車両に替わったのですが、レース前に2回の練習走行しか取れず、マシンが代わったことでセットアップも1からやり直しとなったため、レース前日の土曜日にしっかり走り込んでマシンを仕上げようと思っていたのですが、土曜日は生憎の雨。結局はレース当日のフリー走行でマシンを仕上げることになりました。ダブルエントリーのため15分2回のフリー走行が可能で、そこで車体のセッティングとエンジンのマッピングを変更。先日の練習ではモタード張りのスキール音&大スライド大会となった1コーナーも、随分普通?に走れるようになりました。ただ優勝を狙うにはタイム的に1秒以上足りず、『今回はちょっと厳しいかなぁ』と思って臨んだ予選は、我々の予想を超えて九州・サウス共にポールポジション!おまけにコースレコード付!決勝も九州は安定した走りで独走優勝。サウスも周りの国際ライダーを押さえて見事ダブルウィンを飾りました。今回も本当にたくさんのみなさんに応援に来ていただき、ライダー・スタッフも力が入りました。タイヤ交換を手伝ってもらったり、設営・撤去に力を貸していただいたり、所帯の小さいデーククラフトレーシングチームは、皆さんの協力なしでは達成できなかったダブルウィンです。もうここまできたら残りのレースも全部勝つつもりでがんばります。今後ともよろしくお願いします。
 それにしても白煙を上げながら進入する1コーナーは、皆さんには喜んでもらえたかと思いますが、スタッフとしては目を覆いたくなるような光景でした。