レーシングスーツをオーダーするというのは

inotatsu2008-01-30

 やっと雨が上がりましたが、今日は1日中曇り空のようです。明日からは晴れ間がのぞくようですから、少しは暖かくなってくれるといいですね。
 昨年秋ぐらいから、立て続けにヒョウドウプロダクツのレーシングスーツの注文が入っています。『このオフの間に』ということなのでしょうが、いらっしゃる皆さんに共通して言えるのは、『他メーカーのツナギと比較する為に見に来ました』というのではなく、『ヒョウドウのツナギを作りたくて来ました』というスタンスということ。ネットや雑誌の特集記事などでご覧になって、商品の知識はそれなりにお持ちの方が多く、店頭で実際に商品を手にとって『やっぱりこれだ!』という方が多いようです。ヒョウドウプロダクツのレーシングスーツはたいへんに丈夫で、アクシデントがない限り(万一の事故でも修理すれば蘇りますが)5年や10年は平気で着れるようなものですが、その分価格も高くなってしまいます。愛車に合わせたカラーリングや、こだわりのレタリングなどを施して世界に1着だけのスーツを作ると、どうしても20万円を超えてしまいます。ですから『どうせ作るのならば、徹底的にこだわったものを作りたい』とおっしゃる方が多いのも事実。このあたりは『世界に1台だけのカスタムバイクを作る』のと似ているかもしれません。お手伝いする私もつい熱が入ってしまって、オリジナルロゴを作ったり、『こんなオプションも出来ますよ!こんなのはいかがですか?』と完成までに余計ない時間を取らせてしまいます。ですが完成したスーツを見たお客様に喜んでいただくと、頭の中に『次はこんなデザインもいいなぁ』と良からぬアイデアが浮かんでくるんですねぇ。私、バイクいじるのと同じくらい、ツナギいじるの好きです。