YZF-R125登場

inotatsu2007-09-13

 朝は気持ちよく晴れていましたが、午後からだんだん下り坂。明日以降はしばらく雨の日が続きそうです。
 そんななかヤマハヨーロッパから面白そうなNewモデルが発表になりました。YZF-Rシリーズの末弟YZF-R125です。SOHCシングル124ccエンジンにFI&6速ミッションを組み合わせ、R6似の車体に搭載したこのスポーツモデルは、9,000rpmで15psを発揮し、ドライウェイトも126.5kgに抑えられています。『なーんだたった15ps』とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、デーククラフトでも人気のKSR110は8.4ps、エイプ100に至っては7.0psしかありません。298mmフロントディスク&ブレンボキャリパーなど車体の主要装備を見ても、価格とカテゴリーの中で出来る精一杯のスペックを奢っていることが想像できます。ヨーロッパでは免許制度の関係で、ティーンエイジャーを中心に非常に人気の高いカテゴリーだけに、その力の入れようも理解できるというものです。日本では125ccクラスから本格的ロードスポーツが消えて久しいのですが、維持費の安さやその楽しさから、一部では非常に根強い人気のカテゴリーともいえます。ちょうどニミバイクからステップアップしたいちびっ子レーサーがチョイスするマシンもなかったことですし、ここはひとつ日本にも導入して、レースカテゴリーとしてもその地位を確立できればと思います。ただ心配なのは、その充実した装備から、価格もクラスを超えたものになりはしないかということです。