もうひとつの趣味について

inotatsu2006-12-01

 日中はいい天気になりましたが、朝晩の冷え込みは『いよいよ冬がやってきたか?』と思わせるほどのものでしたね。
 今日はオートバイネタではなく、もうひとつの趣味カメラについて少し。もう長いこと仕事も趣味もオートバイだけという生活が続いていますが、静岡でレーシングメカニックをやっていた頃のもうひとつの趣味がカメラというか写真でした。15年以上前に初めて自分で買ったカメラがコンタックスT2という高級コンパクトカメラの元祖のようなやつで、それから写真の面白さにはまっていく度に、ニコンF3、F4と買い足していったのでした。当時は近所で白黒プリントをやってもらっていたカメラ屋さんの常連さん達と、近くのお祭りや航空ショーなど何かイベントがあるごとに撮影に出かけていたものですが、仕事の現場をヨーロッパに移してからは、多くの機材を持っていくことが出来ないなどの理由で足が遠のいていました。特にここ数年自分の店をオープンしてからは精神的にゆとりも無く、写真といえば仕事の資料用にデジカメでオートバイを撮る位でした。それがここに来てお客様に写真を趣味や仕事としている方が何人かいらっしゃるようになったものですから、私も刺激を受けてしまってもう一度写真を始めてみようかなと思うに至ったわけです。上のレンズは、ツァイスというドイツの有名ブランドをニコンの一眼レフに装着できるようにした製品で、昔は『そんなレンズがあったらなぁ』とニコンファンが夢見ていたような製品なのですが、コシナという日本のカメラメーカーがカールツァイス社と共同開発で製品化していたんですね。最近はカメラ雑誌を手に取ることも無かったので、まったく知りませんでした。物は試しにということで、プロのカメラマンのMさんが貸して下さったものですから、早速今度の休日にF3に付けて撮影してみようと思います。なんだかレンズを手にしただけでいい写真が撮れるような気がするなんて、我ながら調子がいいなぁと思いますが、カメラでこんなにワクワクするのも久しぶりですから、だめもとで沢山撮ってみようと思います。