Z1100R

連日いい天気で仕事もはかどります。でもこういい天気が続くと、バイクに乗ってどこか行きたいなぁ...なんて。こないだツーリングから帰ったばっかりなんですが。
先日お客様のカワサキZ1100Rをお預かりしました。ちょうど私が予備校へ通っていた80年代前半、予備校近くの大きなバイク屋さんの店先に並ぶ姿を見たのがこのマシンとの最初の出会いですが、当時原付免許しか持たなかった私にはまさに高嶺の花。とても自分には乗れそうに無い大柄な車体と価格で、いったいどんな人が乗っているんだろうと思って眺めた覚えがあります。時は流れて20数年、通称角Zと呼ばれるこの頃のカワサキ車は今もなお高い人気で、コンディションによっては当時の新車価格を大きく上回るものもあります。さらにその人気の高さから、他メーカーに比べれば部品供給状況も比較的良好で、整備する側としては結構やりやすいのです。デーククラフトでは、整備内容が複雑なものや、入庫回数が多い車両については、必ずパーツリストとマニュアルをそろえるようにしているのですが、そういった書籍に関してもメーカーでは欠品ながら、インターナショナルトレーディングムラシマよりコピー版を入手することが可能ですので助かります。写真の車両も経年変化からあちこちに不具合が見られます。折角手に入れられたお気に入りのマシンですから、じっくりと手を加えながら、長く付き合える1台になればと思います。