NSFトロフィージュニアチャンピオンシップ

 今朝はこの冬一番の冷え込みとなりました。出かけようとしたら、久しぶりに車のフロントウィンドウがバリバリに凍っていて、デフロスターの活躍となりました。ただ明日からはまた平年並みに戻りそうです。
 さて前回の日記で紹介した山内達裕君ですが、昨日無事鈴鹿で行われたNSFトロフィージュニアチャンピオンシップから帰って来ました。結果は出走35台中、予選10位、決勝16位でした。NSF100の完全なストック状態で行われるこのレース、当然のことながらマシンの性能差はほとんどありません。おまけに10馬力にも満たない4サイクルマシンで鈴鹿の東コースを走るわけですから、1周ずっと全開のままで抜きどころもほとんどありません。予選はそれを物語るように、トップから1秒差の中に17台がひしめく大混戦。決勝はスタートが決まればトップグループで走る可能性もありますが、逆にしくじれば後方集団から抜け出すのは至難の業ということが容易に想像できます。今回達裕君は残念ながら後者のパターンだったようで、がんばった予選から大きく順位を落とす22位で1周目を終えます。そこから懸命に追い上げを図るものの、抜きどころの少ないコースと、小さく軽量でトップスピードに勝る年少ライダーたちに阻まれて、思うようにポジションアップできなかったようです。最終的には6つ順位をあげて16位でフィニッシュとなりました。普段あまり感情を表に出すことのない達裕君ですが、今回はかなり悔しかったと見えて、レース後もなかなかヘルメットを脱ごうとしなかったということでした。まだまだ夢の階段をのぼりはじめたばかりの中学2年生、チャンスはきっとみんなに同じように開かれています。ここから先は自分の力でそのチャンスを掴んでいかなければなりません。頑張れたっちゅん!次だよ次。

写真提供 p-y#41さん
 今回関係者のみなさんにご協力いただき、NSFトロフィージュニアチャンピオンシップに参戦することができました。本人も決して満足いく結果ではなかったかもしれませんが、後に続く子供たちのいい目標になったと思いますし、この悔しさが必ずや今後のレース活動の糧になることと思います。デーククラフトはこれからもGPレーサーを目指す子どもたちを応援して行きます。今後とも変わらぬご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。