ドリームカップ秋大会

 今日も暑い1日でしたが、午後からは雲が広がったので、昨日よりは幾分ましでしたね。
 そんななか今日HSR九州サーキットコースでは、ドリームカップ秋大会が行われ、デーククラフトレーシングからは、前回夏大会に引き続きチカちゃん+XJR1200、Ogatiさん+モンスター1100S、Kボタ君+FZ750が出場しました。昨日の前日練習では、トラブルでちゃんと走れなかったチカちゃん、予想以上の好タイムが出てご機嫌のOgatiさん、余裕をこいて練習しなかったKボタ君と三者三様の取り組み方でしたが、今日の結果も大満足の方から落胆した方まで様々でした。

 まずは空冷鉄馬クラス前回の覇者チカちゃんは、昨日から続くエンジントラブルを予選直前に直して見事ポールポジション。決勝は同じXJRを駆るN中さんと1周目からデッドヒートを繰り広げ、途中何度も順位を入れ替える激しいレースの末、チカちゃんが見事前回に続いて2連勝を遂げました。サンデーレースとはいえ手に汗握るほどの真剣勝負は、自分が当事者であることも忘れて見入ってしまうほどの好レースでした。

 続いてスポーツツインクラスにエントリーのOgatiさん、今回は前回の優勝マシン1098Rを街乗り兼用のモンスター1100Sに変更、初めてのレースに臨みました。1098Rの半分以下のパワーながら、予選ではなかなかの好タイムで3位を獲得。決勝でも前回に続いて連勝を期待しましたが、レース序盤にまさかの転倒。しかし最近のOgatiさんは一味違います。急いでマシンを起こすと怒涛の追い上げ、結局次々と前走車をパスして見事2位表彰台を獲得しました。マシンは軽傷でしたし、何よりご本人も無傷で何よりでした。次回また優勝目指して頑張りましょうね。
 最後に問題のKボタ君です。前回3年ぶりのレースながら相変わらずの鋭い走りで、非力なFZを総合3位に導いたKボタ君ですが、前回のレースから練習なし、タイヤも前回のままという無謀な状況で、心配したとおり予選3周目に転倒、大事なFZを壊してしまいました。直せば走れないこともなかったのですが、レースとなれば更に火がついて無理しそうだったので、本人と相談の上今回は決勝を断念することにしました。

 サンデーレースといえども立派なモータースポーツ。入念な準備と練習は欠かすことができません。今回はKボタ君もそのことを痛感したと思います。次回はしっかり準備して頑張ろうね。残念ながら今回2人の転倒者を出したデーククラフトレーシングでしたが、怪我がなかったのが幸いでした。次回冬大会は12月の開催、時間もありますし、また好成績が収められるように頑張りましょう。ライダーの皆さん、それから今回も応援に駆けつけてくれたみなさん、お疲れさまでした。次回もまたよろしくお願いします。