大きなハイテクマシン

inotatsu2007-02-11

 連休に入っても気持ちのいい気候が続いています。皆さん今日はバイクで出かけましたか?
 昨日に続いて最新のハイテクマシンについて。ここ数年オートバイレースの最高峰カテゴリーmotoGPでは、パワーを搾り出すことよりも有余るパワーをいかに効率よく路面に伝えるかということに主眼を置いてマシン開発が行われているようです。何もこれはレース用のマシンに限ったことではなく、180PSオーバーのハイパワーを誇る最新のリッタースーパースポーツで同じことが言えます。電子制御スロットルや可変吸気ファンネル、スリッパークラッチ等、使いやすいハイパワーを目指して一昔前では考えられなかったような新しい制御技術が次々とストリートモデルにも採用されています。写真のノートパソコン上に開いているソフトは、YZF-R1&6レースベース車に同梱されるFIマッチングソフトです。燃料噴射のマッピングはもちろん、レブリミットやクイックシフターのカット時間が変更できる他、電子制御スロットルを応用したエンブレ制御や、ピットロードスピードリミッターまで備えるというハイテクぶり。もはや使い手のこちらが技術に追いついていないという有様です。現在マニュアルを片手に使い方を勉強しているところですが、果たしてシーズンインまでに使いこなせるようになるのか?最新のハイテクマシンには使い手に要求されるのもかなりのハイレベルです。