XJRレーサーその2

inotatsu2006-07-01

『朝から雨』という天気予報とは裏腹に、1日中結構いい天気になりました。私は明日から鈴鹿の合同テストに行きますので、この調子で天気に恵まれるといいのですが。
昨日に引き続いてXJRレーサーの製作プランです。各社のビッグネイキッドモデルが水冷エンジンへとシフトする中、XJRは94年の登場から一貫して空冷エンジンを採用してきました。その間鍛造ピストンやアルミメッキシリンダーの採用など、細部を見直すことで、カタログスペックは同じながら扱い易いユーザーフレンドリーな特性を得てきました。しかし一方でクランクシャフトなどはFJの時代から現行モデルまで共通部品ですし、カムシャフトも品番こそ違いますがプロファイルは同じものを使用しています。FJ時代のフルパワーモデルが135PSですので、このあたりまでのパワーアップは耐久性をあまり犠牲にすることなく割と容易に行えます。以上のように、XJRは現在手に入るビッグ空冷四気筒の中では、最も進化した1台と言うことが出来ます。これから製作するXJRレーサーも1300をベースに、1年を通して安定して戦える耐久性を備えた1台を目指します。
冒頭にも書いたとおり、明日から鈴鹿で開催される8耐合同テストに参加しますので、この日記の更新もしばらく滞るかと思います。帰ってきたらまた精力的に更新しますので、みなさんしばらくお待ちください。