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 久しぶりの雨になりました。連日の猛暑で『大地がカラカラ』状態だったので、今日の雨は歓迎すべきものでしたね。ただ定休日なにのバイクには乗れませんでした。
 以前この日記で少しだけ紹介したTDM850ですが、整備が終わり乗る準備が整いましたので改めてご紹介します。

 1998年型ヤマハTDM850、色は『ディープレディッシュイエローカクテル1』というモデルです。水冷DOHC5バルブ並列2気筒エンジンを搭載するこのマシンは、爆発間隔をTRX850と同じ270度の変更した第2世代で、低速では2気筒らしいパルス感を残しながら、気持ちよく伸びる高回転域も兼ね備え、ツアラー然としたその外観からは想像しにくいスポーティーさを持ち合わせています。

 オドメーターが示す通り走行は5000km弱(実走行)、現在のオーナーが2オーナー目です。年に数度の使用頻度だったため、今回キャブレターのOH、タンクの錆取りなどを実施。コンディション的には万全といってもいいと思います。外観上大きな傷もありません。

 それではモディファイ箇所をご説明します。マフラーはタイラレーシング製のステンレスフルエキゾーストを装着しています。グリッピングでは弾けるような元気なエキゾーストノートを発しますが、JMCA認定品で、車検の際に音量測定しましたが、98dbと規制値内にしっかり収まっていました。細かいところですが、ウィンカーはSTDのプラスチックボディーからSRX600最終型のアルミボディーのものに変更しています。

 リヤショックはオーリンズをチョイス。タンデム走行や大型荷物の積載時に簡単にスプリングプリロードの調整が可能な、油圧式プリロードアジャスター装備です。

 ブレーキシステムは基本的にSTDのままながら、ブレーキラインをBFグッドリッジのステンレスメッシュに変更、レバータッチの改善を図っています。その他見えないところではキャブレターのインナーパーツにバクダンキット、プラグコードにノロジーホットワイヤー、エアクリーナーにK&Nパワーフィルターなど各機能パーツにはパフォーマンスを重視しながらも、長く使える信頼性の高いものを選んでいます。
 車検は平成23年8月まで、前後タイヤもミシュランパイロットロード2に履き替たばかりですので、大きな出費なしで十分に楽しんでいただけると思います。以上の内容で乗り出し¥450,000となっています。登録地などにより多少価格は変動しますので、詳しくは直接デーククラフトまでお問い合わせください。