九州ロード・サウスチャレンジカップ第3戦

 久しぶりに本格的な青空となりました。その分気温も上がって、ムシムシと不快指数急上昇!本格的に暑い暑い熊本の夏がやってきたようです。
 しばらく日記を更新していない間にいろんなことが慌しくやってきて、嵐のように去っていきました。まずは先週末行われた九州ロード・サウスチャレンジカップ選手権第3戦HSR大会の報告から。日曜の朝まで降り続いた雨で(というより大雨で)、『今日は完全にウェットレースだなぁ』と思って店を出ましたが、Tommyの『雨降りません伝説』を証明するように、9時ぐらいには雨も止み何と決勝レースが行われる頃には完全ドライ!念のためとドライタイヤも持って行ってたので事なきを得ましたが、降水確率80%を信じてレインタイヤしか持って行ってなかったら大変なことになるところでした。
 サウススチャレンジカップST600に出場の太輔は、ハーフウェットをドライタイヤで走って予選4位。失敗しても8台しかいないからと乾きだした路面にドライタイヤで出て行きましたが、思いのほか濡れているところがあったのと、絶対に転んではいけないと硬くなったのか、思ったほどタイムは伸びませんでした。ですがそれよりも硬くなったのが決勝のスタートです。いえいえ硬くなったのは太輔ではなく見ていた私たち。硬くなったというより、完全に固まりました。シグナルOFFの瞬間、それはそれは見事なバックギヤでした。あれよあれよとみんなに抜かれて、気がつけば最後尾、ピット中がため息に包まれたのは言うまでもありません。ですがそこから怒涛の追い上げが始まります。3コーナー、左高速入り口など、普段はパッシングするところではないような次々と抜いて、あっという間に3位まで挽回。そこから前の2台を追いかけますが、さすがに国際ライダー、そう簡単には追いつけません。終盤後から追いついてきたライダーにかわされ4位フィニッシュとなりました。
 続いて九州ロードST600には、Tommyとダブルエントリーの太輔が出場しました。スタート後多重クラッシュで、赤旗中断、再スタートとなりましたが、今回は太輔、Tommy共にまずまずのスタート。太輔は2番手、Tommyは6番手に付けます。前回のHSR大会でもトップ争いを繰り広げたRSGの蒲谷選手と太輔がレースをリード。終盤太輔がトップに立ちますが、バックストレート後のヘアピンでハイサイド転倒。起こして再スタートするものの8位に終わりました。前回は蒲谷選手の転倒で勝負がついたので、次回は両者最後まで完走して勝負してください。Tommyは終始5位争いの集団で頑張り、集団のトップには立てなかったものの、太輔の転倒もあって自己最高位の5位に入りました。
 前日『もし明日雨が降らなかったら、Tommyを台車に載せてグリットまで押して行ってやる』と約束したTommyの『雨降らない伝説』は今回も見事その力を発揮。あやうく『Tommy様』を台車にお乗せしないといけないところでしたが、大事なレースの朝に寝坊して遅れてくるという失態を演じたので、プラマイゼロでそれは実現しませんでした。
 今回は路面コンディションが変わって、タイヤ交換の連続だったし、強風でテントは飛ばされそうになるしで、自分とこのチームの写真が1枚もありません。どなたかお持ちでしたら下さい。ということで日記も文字だけです。