HSR九州ドリームカップフェスタスプリング

 なかなか梅雨入りしませんが、ここ数日は夕方から天気が崩れるパターン。まぁ日中はいい天気ですから、作業もはかどりますが…。
 先週この日記で告知したとおり、昨日HSR九州ドリームカップフェスタスプリングが開催されました。デーククラフトレーシングからは、スポーツツインクラス(S.Twin)にOgatiさん+1098R、空冷鉄フレームクラス(ACL)にチカちゃん+XJR1200、水冷鉄フレームクラス(WCL)にKぼた君+FZ750が出場しました。

 総エントリー数は60数台といったところでしょうか?大盛況とはいかないものの、少しでもイベントを盛り上げるためデーククラフトもHyodやBRAINS製品を展示、グラデーションさんのカスタムヘルメットも並べました。
 イベントは朝のフリー走行からスタート、その後各クラスの公式予選が行われましたが、S.TwinクラスはOgatiさんが4位、ACL/WCLクラスではチカちゃんが2位、Kぼた君が3位につけました。
 午後からはいよいよ決勝レースがスタート。最初のレースはOgatiさんのS.Twinクラスです。今回は全日本ロードレースで活躍する女性ライダー高杉奈緒子選手がゲストライダーとして参加。マシンは空冷のモンスターながら、さすが全日本ライダーの走りで2番グリッドからのスタートです。HSRを1098Rでレースするのは初めてのOgatiさん、スタートではマシンのパワーを生かして高杉選手に続いて2番手につけます。その後は2台で後続を引き離していき、レース中盤にはその高杉選手もパス、何とトップに躍り出ます。2台のマシンのパワー差もありましたが、○0歳を目前に最近メキメキとライディングを上達させているOgatiさん、キレイなライディングでレース中も自己ベストを更新する激走!最終的には高杉選手を引き離してトップでチェッカーを受けました。

 その後やや時間をあけて最終レースにチカちゃん、Kぼた君が登場です。チカちゃんは昨年10月の4時間耐久以来、Kぼた君にいたってはミニバイクにこそ乗っていたものの、ビッグバイクのレースは3年半ぶり、スタートでバックギヤに入らなければいいのですが…。と、心配しつつ始まったレースは、チカちゃんのホールショットで幕を開けます。最大のライバルと思われたポールシッター同じXJRのN中さんは、1コーナーで痛恨の転倒。このアクシデントの間にチカちゃんは後続を引き離し1周目から大きくリード、その後も快調にトップを走ります。いっぽうKぼた君はスタートでやや出遅れますが、その後はSTD750エンジン+STDキャブで周りのマシンよりも圧倒的ローパワーマシンで順調にポジションアップしていきます。途中からはコースに復帰したN中さんとチカちゃんの大バトルが繰り広げられましたが、チカちゃんトップのままチェッカー。見事デーククラフトXJRを表彰台の真ん中に導いてくれました。Kぼた君はレース終盤3位争いまで挽回、最終的に3位争いに競り勝ち、こちらも見事3位表彰台をゲットしました。

 XJRとFZ揃って表彰台前の図

 Kぼた君は今回唯一のWCLクラスでしたので、クラス優勝です。
 終わってみれば今回はデーククラフトレーシング、エントリー3台、全員お立ち台の好成績。なによりも好天の下、怪我なく無事にレースを楽しめて何よりでした。今回も応援に駆け付けてくれた沢山の皆さん、ありがとうございました。次回レースまでしばらく間が空きますが、その間にツーリングに行ったり、また別の方法で楽しみましょう。でももうすぐ梅雨入りか?