RZVのオイルベトベト対策

連休が明けて、かえって疲れが残っている店主です。２人も子供がいると、連休中は遊びにフル稼働となりますので、まぁいたしかたありませんね。
以前からお預かりしていたRZV500Rの排気からのオイル対策が完了し、本日試乗しました。RZVと言えば80年代ハイパー2サイクルレプリカの代名詞ですが、やはり既に20年近く前の旧車ということで、そのメカニズムに古さは否めません。高速走行ではさほど大きな問題でないのですが、市街地の流れに乗ったような走行では、テールに並ぶサイレンサーからオイルがダラダラと垂てきてしまいます。最近の2サイクル車では、ソレノイドバルブを使って、エンジン回転数に応じて余分な2サイクルオイルをタンクに戻すような機構もあり、RZVの時代に比べると随分とクリ−ンな排気が可能となりました。ただもはや旧車とも言えるRZVにそれを求めるのは無理ですから、細かい手直しを加えてなんとか少しでもクリーンな排気廻りを実現しようと思います。明日もう一度試乗して距離を伸ばし評価してみることにします。